家相の常識※お風呂場の浴槽を鬼門線上に置くな!



お風呂場の位置は、家相鑑定をする上で、玄関とトイレの次に重要です。

玄関は、気の入口なので方角が重要になり、トイレは不浄の部屋なので、規制が厳しい。

実は、お風呂場もトイレと同じように不浄の部屋として扱うのです。

多くの人は、トイレは排便をする場所なので、とても汚く、お風呂場は、長時間浴槽に使っていたい、至福の場と誤解しています。

しかし、現代のトイレは、水洗便所なので、一瞬で部屋から排せつ物が消え去ります。

それを考えると、昔ほど、不浄度は高くないのです。

それに引き換え、お風呂場は、常にカビや雑菌が充満する恐れのある、不衛生な場所です。

トイレよりも数倍カビが生えやすいです。

また、雑菌も、トイレの場合、主に便器のみですが、風呂の場合、部屋中に充満する危険があります。



特に、浴槽に入れたお湯を抜かずに次の日まで置いておくような家は、不浄度が高くなります。

一日中、強い換気扇をつけて、掃除を完ぺきにするのであれば、凶気は弱くなるでしょうが、現実を考えると、常に高い邪気を含むのがお風呂場です。

不浄の場なので、トイレと同じように全方位の正中線と四隅線を避けて配置します。

ただし、お風呂場は、トイレよりも大きめのスペースになってしまうことが多いので、浴槽だけを正中線と四隅線から避ける方法がとられることが多いです。

しかし、鬼門と裏鬼門の方位だけは、十分に余裕をもってお風呂場の配置を考えるべきです。

お風呂場は、水の性質もあるので、土の性質を持つ鬼門と相性が悪いのです。

水の流れを土はせき止めるので、水と土が共存するのは、凶相だと考えるのが風水の常識だからです。