病気になる家相※健康運が落ちる危険な間取りを避ける!6つのチェックポイント



家相では、病気の原因を家の間取りにあると考えていた。

現代の家相では、トイレの方位が原因で病気になるなどはあまり考えない。

せいぜい、健康運が落ちると考える程度です。

最近は、金運や恋愛運や事業運など、何かの願望をかなえるための神頼み的な理由で、家相にすがる人が多いと言えます。

ですから、昔、病気になるといわれていた家相は、今では、単純に家運が落ちるとか、運気が落ちる、不吉だといった認識に変わりつつあります。

では、具体的に、凶相の原因とされてきた要素にはどのようなものがあるのでしょうか。

実は、家相では、子供部屋やリビングや寝室や書斎などに、大きな凶相は存在しません。

家相の凶相の凶相が現れるのは不浄物と水回りと火気だけなのです。

主に以下の6点をチェックすれば、大きな凶害を避けることが可能です。

1.トイレ
トイレは、昔から不浄の場とされてきました。ただし、最近では、水洗便所によって、一瞬で大便や尿が流されてしまうので、昔ほど強い邪気があるとは考えられていません。ですから、お掃除風水によって清潔にしていれば、凶にはならないと考えられています。しかし、これから家を建てるという場合、できれば、悪い方位には配置しない方が良いです。
トイレは、北、北東、東、南東、南、南西、西、北西の八方位のどこにおいても凶相です。ですが、それぞれの方位の中心線である、四隅線と正中線を避ければ、大きな害はないと考えます。
その他、特に鬼門(北東)と裏鬼門(南西)と北西はよくありません。北西は、父の家族定位に当たるので、父親(家の主人)の気が汚れて、家運が落ちると考えるのです。
その他、父親の干支の方位を避けることも重要です。たとえば、父親が辰年ならば、南西の西寄りにあたる方位にトイレがあるのはよくありません。

2.浄化槽
既に述べた通り、トイレは不浄の場です。しかし、実際は、汚物は一瞬で流されます。汚物がたまるのは、浄化槽です。ですから、現代の風水では、浄化槽の配置方位が重視されます。浄化槽が、四隅線と正中線に重ならないようにします。



3.風呂の浴槽
数十年前までなら、お湯を焚くための給湯器(ガス)を火気として扱っていました。しかし、今のお風呂は、昔のようにガスがボーボーと室内で燃えているわけではないので、風呂を火気としてはあつかいません。重要なのは浴槽です。浴槽やシャワーを水として扱うことも可能ですが、カラダの汚れを落とす不浄の場としてお風呂を扱うのが現代家相です。不浄の場として扱っておけば、水気による害も同時に避けることができるます。不浄の場として扱う際の吉凶は、トイレ同様、四隅線と正中線を避けるようにします。

4.台所のシンク
台所のシンクは、水の気を持っています。家相は、各方位に木火土金水の五要素が割り当てられています。水と相性が悪い火と土の方位にシンクがあると凶相になります。なぜかというと、火は水を敬してしまい、土は水の流れを止めるからです。この理論から、シンクが鬼門線と裏鬼門線に当たるのは凶相です。また、南の正中線に当たるのも凶相です。なぜなら、鬼門と裏鬼門は土の気に属し、南は火気に属しているからです。

5.洗面所の洗面台
洗面台も水の気を持っています。台所のシンクと同じように考えます。しかし、洗面台の場合、汚れを落とす目的が大きいので、不浄の場として扱うことも可能です。ただし、不浄の場としてみた場合も、トイレや風呂ほど大きな邪気があるわけではありません。

6.台所のコンロ
コンロは火気に属しています。細かく見れば、電子レンジも火気ですが、炎が上がっているわけではないので、家相で吉凶を意識しなくても大きな影響はありません。同様の理由でIHクッキングヒーターは、ガスコンロに比べて、火による害が少ないと言えます。
なお、火と相性が悪いのは水と金です。したがって、金性に属する北西と西、水性に属する北にコンロがあると凶相になります。基本的に、正中線と四隅線に重ならなければ、問題ありません。