龍の爪※五爪は皇帝御用達、四爪、三爪は貴族以下※龍の置物の置き方は?



風水で龍というのは言うまでもなく架空の生き物・聖獣で、空想上の動物であるがゆえに人の根源的な力が具現化した絶対的な象徴であり、 今風に言えば個人のポテンシャルを発揮させてくれる守り神のような役割を担ってくれます。
龍の効果は健康運、仕事運、家庭運、存在感、注目を浴びる力、出征の運気を高める力、どんなことにも力を発揮し、対人関係のトラブルを防ぐ作用もあるようです。

龍の置物はリビングの場合は東に置き玄関の場合は入って右手に置くとよいです。
龍の種類も応龍、四龍など色々あるようです。
風水では水のあるところには龍が居ると言われておりますので、龍の置物のそばに水槽や小さな噴水もしくは水の入った小さな器を置いておくと金運があがります。
龍の置物も色々な形のものがありますが、そこは風水では気にしなくてもいいようです。

1.龍の爪
古代中国から龍の爪は3本・4本・5本といろいろありましたが、元代の13-4世紀頃に皇帝以外の五爪の使用を禁止しました。
それ以来、貴族以下の人は4本爪や3本爪の龍の柄を使うようになり、五爪は皇帝御用達となったわけです。
しかし日本では五爪は意味を持たず、昔から3本爪です。これは 天・地・海 の三界を治めることを意味していたからです。
龍自体も木の性質をもち、三本爪は木の数、四本爪も木の数ですので三本爪は五爪を劣ること無く、風水的に優れた龍の姿のひとつなのですので、かわいがっていただけるときっと運が開けてきます。



2.置き方
龍の置物は玄関の右側に龍の置物を置くと良いとされており、東を司る青龍なので相性が良いのです。
右側の面積が大きい家というのは、富貴運があって、物事がスムーズに上手くいって、目上の人達から引き立てられたりするとても運気上昇に良いのです。
特に右側の玄関が狭い家庭こそ龍の置物や龍の絵画というのは富貴運を上昇させる効果があるので、この二つのどちらかを飾ることで、カバーすることが全然可能になります。
龍の置物は右側の棚の上に置いて、玄関の外側をにらむ形にすれば運気の上昇が出来ます。絵画も同様に玄関を入って正面に飾ることが出来ればいいのですが、意外と正面前に絵画を飾れるような場所がある玄関はないので写真立てのような、絵画を立てることが出来るモノを使って玄関の方へ向くように飾ると良いとされています。
一緒に置いておくと相性が悪いものはシーサーや獅子、犬の獣の置物が良くないとされています。この獣達は龍と喧嘩をしてしまうと言い伝えられているので、龍の置物のそばに置くことは止めてください。