方位学で引っ越しの吉方位を選ぶ方法※五黄殺・暗剣殺・本命殺に要注意!



風水では引っ越しをする際に方位学を用いて、良い方位かどうか判断します。この方位学は大変ややこしいものですが、なんとなく効いたことのあるような言葉も出てきますので、納得する人も多いはずです。さらに、この方位は毎年変わります。良く、今年の恵方は南東であるなどと言うのを聞いたことがあるはずです。節分の頃には頻繁に聞かれます。

方位学での吉凶をいくつか説明しますので、引っ越しの際にはその方位を犯さないように注意が必要となります。方位の吉凶は毎年変わると言いましたが、この年の区切りは節分の翌日から翌年の節分の日までとなります。

引っ越しに良くない方位は五つあります。各方位は今年(平成29年度)で表します。

まずは五黄殺です。病気や家族の不和や諸々のトラブルを招きやすい方位です。方位学では、五黄土星が位置している方位で最凶の方位です。ですから、引っ越ししてはまず、大きく運勢を下げてしまうことになります。今年は南です。

次に、暗剣殺です。他人に巻き込まれ苦労しやすい方位です。突発的な事故やトラブルに注意が必要な方位ですので極力避けるべきです。この方位に引っ越しや移動をすると、自分に落ち度が無くても他から災難がもたらされ、大きく運勢を下げてしまいます。今年は北が当たります。
次は歳破です。物事を消滅させたり、気を衰えさせたりする作用があります。別れや争いごとで破れの現象が出て、最後のところで話が壊れたりします。努力の割に空回りすることの多い方位です。今年は東に当たります。



次は本命殺です。トラブルが起きやすい方位であり、健康面に注意が必要となります。

最後は本命的殺です。精神的なダメージを受けやすい方位です。この方位に引っ越しするとトラブルや心労が重なりますので注意が必要です。
以上の五方位が凶の方位です。
本命殺と本命的殺に関しては、今年の方位を記しませんでした。この2方位は、引っ越しをする人の本命星によって変わってくるからです。
本命星というのは、生まれた年によって決められています。一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9種類です。

今年の場合、一白水星の人は本命殺と本命的殺の方位はありません。次からは最初に記した方位が本命殺、次が本命的殺です。二黒土星は北西と南東、三碧木星は西と東、四緑木星は北東と南西、五黄土星は南と北、六白金星は北と南、七赤金星は西南と北東、八白土星は東と西、九紫火星は東南と北西です。
方位学でいうところの本命星の出し方は、七赤金星から始まり六、五、四、三、二、一、九、八と年を追って行きます。例えば平成14年が七赤金星ですので、翌平成15年は六白金星となります。
方位学や風水を等を気にするのであれば、自分の本命星を知っておく必要があります。これは生まれ年で決まりますので、一度調べれば一生変わりません。
引っ越しだけではなく、旅行等の時にも方位学の知識を使って凶の作用を受けないことが肝要です。