風水羅盤の使い方と見方※三元羅盤と三合羅盤



流派により、三元羅盤と三合羅盤の二種類があります。

中心に磁石の方位磁針が埋め込まれている。外周に向かって地盤・人盤・天盤という三盤から構成されているのが基本であります。
風水はそもそも道教であるために、磁北ではなく真北を用いて測量する。 地盤の子を北極星にあわせる。

人盤は、二つ目の二十四方位を示すが、「二十四山」と分類する。それぞれの地龍を読むために用いる。地龍とは、陽宅(実際の住居)に山の峰から尾根が向かってくる方角を読むのである。その住居に住む者に与えられる地のエネルギーが教えられます。

中国におけるこの羅盤の発明は、すぐには航海に利用する羅針盤とはならず、主な用途は地相占いにあったようです。中国では古くから風水占術が発達していて、風水師が家や建物を建てるとき、地相を占っていました。もちろん、これが後の羅針盤の元になったことはいうまでもありません。

中国後漢の時代、方位に関する知識が完成され、それを基礎に司南が改良されて、東西南北、十二支等を示す盤がつくられ、方位を示すと同時に占い道具としての“羅盤”へと発展してゆきました。

風水に使われる羅盤の使い方と見方は、風水を行うためにはまず羅盤を北極星に合わせる必要があります。

復・坤の間にカーソルを合わせ、風水羅盤の四角の土台を回転させNを合わせます。この状態で持ち歩いてしまうと、ずれてしまうことがありますので必ず木製の台やテーブルの上に置き、静止させる必要があります。



流派によっては、風水羅盤の使い方は大きく異なるので、共通している点としては貴金属を身につけないということです。
また、風水に必要なNの北を正しく測定するためには、玄関内からドアの方を向きコンパスで測定し、一歩後ろに下がった後玄関の外へ一歩出て測位差がないか確認するといった方法を紹介されている方もいます。

電気や室内にある貴金属の影響で、羅盤が正しく使えない見方といったことも起こりますので、羅盤を正しく見るためにはとても重要になってきます。
特に気をつけなければならないのは、羅盤は、なるべく乾燥した涼しい場所に置き直射日光や熱も避けてください。
使い終わったら、必ずケースにしまうようにし、TV、ラジオ、パソコンなど、電気機器の上や近くには置かないでください。
そして、一番大事なことは、自分以外の人に使わせることは避けることです。
羅盤は、使い手の持ち主の波動の気のエネルギーと反応し、順応していくものだからです。武士にとっての刀と同様、自分が使いこなせば使いこなすほど、羅盤はより正確に精密に動いてくれるようになります。これは、世界中どこでも、様々な占術者が同じことをしています。自分の道具は、自分の気のエネルギーと同調しているから、ちゃんとした答えが出る訳です。